合計2拠点（本社1拠点 他1拠点）
経緯
システム導入前は、従業員が日々の出勤時刻・退勤時刻をまとめたものを1カ月ごとにまとめ、Excelで手入力し就業締日後に上長がまとめて確認する方法を取っていました。そのため、離れている拠点の就業状況を把握することが出来ず、時間外労働の把握も難しい状況だったため、正確に管理したいと考えていました。
また、給与システムへ直接入力していたことから、入力ミス、集計ミス、確認漏れが発生。
システムを自動化し改善したいと考えていました。
課題
| 1 | 日々の出勤時刻・退勤時刻の管理は従業員個人が1ヶ月間まとめ、Excelに手入力していたため、日々の労働状況把握が困難になっていた。 |
| 2 | Excelに記入された出勤時刻・退勤時刻の正確性に不安があり、勤務実態の管理も困難になっていた。 |
| 3 | 時間外労働はみなし残業制を導入しているが、みなし残業の上限時間が人によって異なるため、給与システムへ時間外労働を入力する際、個人ごとに時間外労働とみなし残業の上限時間の乖離を確認する業務の効率化を模索していた。 |
効果
クロッシオン「申請・承認サービス」の使用で、外出先でも有給休暇や時間外労働の申請・承認業務が可能になり、上長が部下の勤務状況を把握することが可能になりました。
クロッシオンの「申請・承認サービス」と、クロノスPerformanceの「シフト機能」を使用することで、突発的な勤務変更も本部で管理することが可能になりました。
クロッシオンのタイムカード機能により社内規定に定められた公休日数を確認、不足の場合は上長に相談する等、社内規定の遵守に向けた対応策を講じることが可能になりました。
ポイント
| 1 | クロノスPerformanceの勤務区分は、標準機能で平日と週末で時給単価が異なる設定も対応可能。 |
| 2 | クロノスPerformanceの集計機能は、みなし残業時間以上の時間外労働が発生した場合、時間外労働からみなし残業を差し引いた時間数の集計や、給与ソフトへ連携するCSVデータにも出力することが可能。 |
お客様の声
クロノスPerformanceの「シフトExcel貼付オプション」を使用することで、既存で使用していた勤務シフト表をクロノスPerformanceにコピー&ペーストで反映することが可能なため、就業管理システムをスムーズに導入出来ました。
また、クロッシオンの「申請・承認サービス」を使用することで、いつでも各従業員がスマートフォンや社内のパソコンから有給休暇や時間外労働の申請が可能なため、店舗で発生した突発的なシフト変更も本部で把握出来るようになりました。
クロノスPerformanceの「自動通信機能」「自動集計機能」の使用で、勤務状況（時間外労働など）を日々確認することが可能なため、時間外労働の上限規制超過を未然に防止出来るようになりました。また、従業員ごとに時間外労働のみなし時間が異なるため、時間外労働として支払う時間数の集計作業時間を短縮出来ました。
「アラート機能」の使用で、労働基準法の法令遵守に対する従業員の意識向上に繋がりました。
事前に認識していた課題以外にも、Excelで管理していた有給休暇管理（付与・消化・消滅・繰越）もクロノスPerformanceで管理可能なため、期待以上に業務が効率的になったと感じています。
今まで、給与システムへ手入力していましたが、クロノスPerformanceの「給与移行機能」によりCSVファイルのデータ連携可能になったため、入力ミスの消滅や二重チェックの廃止など嬉しいことが多くありました。
